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英語学習アプリ紹介マラソン#03 「1分間東大英単語」~ストイックにボキャビルする

英語学習アプリ紹介シリーズの第3弾は、単語学習アプリ「1分間東大式英単語」です。

1分間東大英単語 完全版1200 1.00
カテゴリ: ブック
価格: ¥115
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
App

まぁ、よくありますよね、「東大式」。巷にある東大式はなにが東大なのかよくわかりませんが、こちらは東大の入試で出題された英単語が1200語収録されているそうです。

ところで、そもそも語彙力はどれくらい必要なのでしょうか。「せいぜい2000語くらいあれば、会話を成立させるには十分」というのが定説のようですが、1500語あればNon-native同士での会話には十分という”Globish”という考え方もあるくらいで。

日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク

この Globish 、元IBM社員のNerriere という人が提唱している非ネイティブ・ベースの英語モデルで、使う単語は Nerriere が VOAの使っている語彙リストをヒントに自分なりにビジネス単語を加味したという1500単語を土台としており、その上で、英語ネイティブ特有のユーモアを意識した表現、比喩、省略形その他、英語ネイティブどうしでしか通じないような表現は御法度だとしています。また、話すときもゆっくりと、しかも、短めのセンテンスでというのが基本ルールです。


この単語集で学べるのは1200語ですが、入試に出題された単語限定のため、上記のような会話の基本となる語とは趣きが異なる単語集でしょう。

というわけで、バランスのよりボキャブラビルディングを目指す人よりは、英単語ならなんでも吸収するぞというストイックでMな方々に向いているかもしれません。

以下、下記の流れでアプリを紹介します。

  1. アプリの基本機能紹介
  2. 学習レベル紹介(わたしの独断と偏見)
  3. 総評(と言う名の感想)

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英語学習アプリ紹介マラソン#02 「書きトレ」~iPhoneでディクテーション

英語学習アプリ紹介シリーズの第2弾は、ディクテーション用アプリ「書きトレ」です。あのフュージョン電卓を作った二枚目兄弟のStudio Loupeさん開発のアプリです。

書きトレLite★リスニング力で差をつケル!マイケルの英語ディクテーション講座 1.0
カテゴリ: 教育
価格: 無料
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 2.2 以降が必要
App

* * *

個人的には今までディクテーションを英語学習に取り入れたことはなかったのですが、最近はこれこそが一番やるべき学習法かなと感じています。単に「聴く」訓練よりも、様々な面で英語力を鍛えるのに効果的かもしれないと考えているからです。ディクテーションでは聴き取った内容を「書き出す」という作業を通じて検証することになる。すなわち、聴いた内容を自分にもう一度フィードバックして「文法」「語彙」といった力を総動員して正しく書き落とそうと試行することになるからです。

でも、実際は結構めんどうなんですよね。聴いたことを書くために、紙とペンが必要だし、音声再生を止めたり、聴き直したり・・・。これらのどこまでがアプリによって楽になっているか。そういう期待を持ってアプリをダウンロードしてみました。

なお、ディクテーションがなぜ有効かは、こちらに詳しく論じられています。

日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク

◆ 理論的根拠がある

✓ ディクテーションは形式的なシンボルである言葉に意味を付与するという作業の練習になる。

✓ 聴き取り、自分の知識と照らし合わせ、それを言葉として書き出すという能力が総動員される訓練である。

✓ 聴き取りのプロセスでは、聞き手は、ひとまとまりの言葉ごとに、自分の文法知識を動員して、「これはこういうことを言っているのではないか」という仮説を瞬時に立て、それがうまく行けば、何を言っているかがわかるし、仮説が機能しない場合は、新たな仮説が立てられる。「耳がいい」つまりリスニングの能力が高い人というのは結局、話し手の発言に見合う仮説を素早く立てられる人のことだ。

さて、アプリの紹介は、前回同様に下記の構成で進めてみます。

  1. アプリの基本機能紹介
  2. 学習レベル紹介(わたしの独断と偏見)
  3. 総評(と言う名の感想)

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英語学習アプリ紹介マラソン#01 「究極の英語リスニングVol.1」

しばらく複数回に渡って、英語学習アプリ紹介をシリーズでお送りしようと思います。

自称「英語学習マニア」のわたし。今までiPodを使った英語学習が主でしたが、最近飽きて学習意欲が落ちています。アプリを買っていろいろ試して数をこなしているうちに、「気がつけば結構たくさん英語を勉強していた」という風になりたいという甘い考えで・・・、連載スタートです。

今日はリスニングの第1弾。「究極の英語リスニング Vol.1」です。

究極の英語リスニング Vol.1(アルク) 1.6.3(¥350) for iPhone
更新: 2010/11/05
究極の英語リスニング Vol.1(アルク) 1.6.3
カテゴリ: 教育
価格: ¥350
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要
App

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記事を執筆している現在、セール中で通常1200円のところが350円で販売されています(11/30まで)。今回シリーズで連載をしてみようと思った理由の一つがこのセールでもあります。

さて、アプリの紹介は、基本的に下記の構成で進めてみます。

  1. アプリの基本機能紹介
  2. 学習レベル紹介(わたしの独断と偏見)
  3. 総評(と言う名の感想)

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念願のCNN純正アプリを購入!

日本でのリリースを首を長くして待っていたCNN純正アプリ。一向に販売される見込みがないのでUS版iTunesアカウントを作って買っちゃいました。最近まんねりな英語学習に新しい風を吹き込んでくれる良質なアプリでした。以下、ご紹介します。

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英文用例の確認にいい検索エンジンAltavista

英文メールを書くときに、あまり自信のない表現を使うことがたまにあります。相手との間で誤解の原因になるのでできれば避けたい事態なのですが、つい背伸びして新しい言葉を使ってみたくなることはありませんか(笑)

こういう時によくやるのが、いくつか文章の一部分をGoogleの検索フォームにつっこんでみて検索ヒット数を比較するという確認方法です。検索ヒット数が比較的少なければあまり使わない言い回しなんだなーという目安にすることができます。例えば、”I would appreiciate it if you could”みたいにダブルクオーテーションで括って検索します。

ただし、デフォルトで検索すると日本語のサイトが上位にヒットすることが多いので、検索オプションから対象言語を「英語」、対象地域を「アメリカ合衆国」に設定してノイズを取り除かないといけませんし、それでも海外サーバーの日本語サイトがひっかかったりもするので「これって大丈夫なんだろうか。」という心配が拭えないこともあります。

そこで役に立つのが、Altavistaです。
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